オリックスの本拠地はどっち?なぜ球場が2つあるのかご紹介

オリックスの本拠地のイメージ画像-1

プロ野球チーム、オリックス・バファローズについて考える際、よくある疑問の一つが「オリックスの本拠地はどっちなのか」というものです。この記事では、オリックス・バファローズの本拠地について深く掘り下げてみましょう。プロ野球ファンでなくとも理解できるよう解説します。

この記事の内容
  • オリックスの本拠地はどっち?なぜ球場が2つあるのか
  • オリックスの本拠地|2軍(ファーム)・ブルーウェーブ・バッファローズ
  • オリックスの本拠地|ファンが多い県・オーナー会社
  • 阪神の本拠地は兵庫か大阪か

オリックスの本拠地はどっち?

  • 本拠地「ほっともっと」or「京セラ」のどっち?
  • なぜ球場が2つあるのか
  • オリックスファーム(2軍)の本拠地
  • ブルーウェーブ時代の本拠地移転
  • オリックスバッファローズになってからの本拠地移転

オリックス・バファローズは、関西を代表するプロ野球チームの一つで、その本拠地についてはよく話題になります。オリックスは大阪市にある「京セラドーム大阪」と、神戸市にある「ほっともっとフィールド神戸」の2つを使用しています。

本拠地「ほっともっと」or「京セラ」のどっち?

オリックスの本拠地のイメージ画像-3

オリックス・バファローズの本拠地には、2つの顔があります。「京セラドーム大阪」と「ほっともっとフィールド神戸」です。これらのスタジアムは、オリックスファンにとってそれぞれ特別な意味を持っています。

「京セラドーム大阪」は、オリックス・バファローズのメインの本拠地です。このスタジアムは大阪市西区に位置し、屋根付きのドーム型球場として、天候に左右されず試合を楽しむことができます。また、交通アクセスの良さや都市型スタジアムとしての便利さも、ファンにとって魅力的なポイントです。ここでの試合は、主にセントラル・リーグのチームとの対戦が中心となっています。

一方、「ほっともっとフィールド神戸」は、オリックスの準本拠地として位置付けられています。神戸市須磨区にあるこのスタジアムは、オープンエアの自然な雰囲気を感じられる場所です。特に、春の桜の季節や夏の風が心地よい夜間試合は、ファンにとって特別な体験を提供しています。ここでは、年間約15試合が開催され、主にパシフィック・リーグのチームとの対戦が多いです。

これら2つのスタジアムは、オリックス・バファローズのアイデンティティーの一部として、チームにとって欠かせない存在です。大阪と兵庫、両方のスタジアムを利用することで、さまざまなファンのニーズに応え、地域密着型のチームとしての魅力を高めています。各スタジアムの特色を活かした試合運営は、観客に異なる魅力と楽しさを提供し、より多くのファンに愛されるチーム作りに貢献しています。

なぜ球場が2つあるのか

2004年、オリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズの合併により、オリックス・バファローズが誕生しました。合併の際、オリックスが兵庫県を、近鉄が大阪府を保護地域としていたため、どちらの球場を本拠地とするかが大きな話題となりました。結果として、2005年から2007年の3年間、スカイマークスタジアム(現在のほっともっとフィールド神戸)と大阪シティドーム(現在の京セラドーム大阪)の両球場を使用するダブルフランチャイズ制が採用されました。ただし、野球協約では本拠地球場は1つに限定されているため、公式には京セラドーム大阪が本拠地とされています。

オリックスファーム(2軍)の本拠地

オリックス・バファローズは、2015年に大阪市此花区の舞洲地区に球団のトレーニング施設と選手合宿所を移転・整備しました。この新設施設の近くにある舞洲ベースボールスタジアムと、施設内に新設された舞洲サブ球場(バファローズスタジアム)は、ファーム(2軍)の本拠地球場として利用されています。2017年シーズンから舞洲ベースボールスタジアム(6月15日より「大阪シティ信用金庫スタジアム」に改称)と舞洲サブ球場を本拠地として活用し、2018年からは「オセアンバファローズスタジアム舞洲」への改称とナイター照明設備を備えた大阪シティ信用金庫スタジアムでのナイトゲームも行われています。

ブルーウェーブ時代の本拠地移転

オリックスの本拠地のイメージ画像-2

1991年、オリックス・ブルーウェーブは、本拠地を西宮球場からグリーンスタジアム神戸(現在のほっともっとフィールド神戸)に移転しました。この移転は、球団の新たな時代の始まりを告げる重要な出来事でした。同年、ドラフト1位で田口壮(現:外野守備・走塁コーチ)が入団し、4位で後の野球界のスター、イチロー選手も加わりました。この移転と新たなスター選手の加入により、球団は新しい活気を得て、ファンに新しい野球の楽しみを提供しました。

オリックスバッファローズになってからの本拠地移転

2004年、オリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズが合併し、新たなチーム「オリックス・バファローズ」が誕生しました。この合併により、大阪府と兵庫県が両方とも保護地域とされ、2007年までの3年間、暫定的なダブルフランチャイズ制が取り入れられました。この措置により、神戸総合運動公園野球場(現ほっともっとフィールド神戸)と大阪ドーム(現京セラドーム大阪)が実質的な本拠地となりました。結果として、オリックスは本拠地球場を2つ持つことになり、野球協約に基づき京セラドーム大阪が正式な本拠地として登録されています。

オリックスの本拠地がどっちかわかったら

オリックスの本拠地のイメージ画像-4
  • オリックスファンが多い県は?
  • オーナーはどこの会社?
  • 阪神の本拠地は大阪と兵庫のどっち?

オリックス・バファローズの本拠地が「ほっともっとフィールド神戸」と「京セラドーム大阪」であることがわかれば、次はその他の関連情報にも目を向けてみましょう。オリックス・バファローズを取り巻く様々な事実を掘り下げることで、チームへの理解をさらに深めることができます。

オリックスファンが多い県は?

オリックスの本拠地のイメージ画像-5

オリックス・バファローズのファンは、特に本拠地を持つ大阪府と兵庫県に多くいます。大阪府では、オリックスファンは約15.4万人で、地元ライバルの阪神ファン(約119万人)と比較すると約8倍の差があります。兵庫県でもオリックスは人気があり、阪神ファンに次ぐ支持を集めています。一方で、関西以外では、阪神ファンの数は約121.9万人、オリックスファンは約30.6万人となり、差は約4倍まで縮まっています。これはオリックスのファンが全国的に広がっていることを示しており、大阪・兵庫・京都では阪神が最も多いファン数を誇る一方で、オリックスも安定したファンベースを有していることが分かります。

オーナーはどこの会社?

オリックス・バファローズのオーナーは、総合リースを主軸に多角的な金融事業を展開している「オリックス株式会社」です。オリックスは不動産、信託銀行、証券会社、保険など幅広い事業を手掛けており、スポーツ界への貢献も行っています。球団は1936年に「大阪阪急野球協会」として設立され、1988年には当時のオリエント・リース(現在のオリックス)に譲渡されました。これにより、かつての阪急ブレーブスが現在のオリックス・バファローズへと発展しました。オリックス・バファローズは、その長い歴史の中でオーナー企業の変更、本拠地の移転、他チームとの合併など、多くの変遷を経て現在に至っています。

阪神の本拠地は大阪と兵庫のどっち?

阪神タイガースの本拠地は、兵庫県西宮市に位置する「阪神甲子園球場」です。関西地域全域で強い人気を誇る阪神タイガースは、時折大阪のチームと誤解されることもありますが、正式な本拠地は兵庫県にあります。この混同の背景には、1935年に「株式会社大阪野球倶楽部(大阪タイガース)」として創立された歴史が影響しています。創立当時は大阪に本拠を置いていたことから「大阪タイガース」と名乗り、後に兵庫県西宮市の甲子園球場を本拠地として使用するようになりました。

オリックスの本拠地はどっち|まとめ

このブログを通じて、オリックス・バファローズの本拠地に関する疑問について明確な理解が得られました。以下は、本文からの主要ポイントです:

  • オリックス・バファローズの本拠地は、大阪市の「京セラドーム大阪」と兵庫県神戸市の「ほっともっとフィールド神戸」の2箇所です。
  • 京セラドーム大阪がメインの本拠地として使用されており、ほっともっとフィールド神戸は準本拠地として年間約15試合が開催されます。
  • 2004年のオリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズの合併が、2つの球場を本拠地とする背景にあります。
  • オリックスファーム(2軍)の本拠地は、大阪市此花区の舞洲地区にあります。
  • 1991年にオリックス・ブルーウェーブ時代には、本拠地を西宮球場からほっともっとフィールド神戸に移転しました。
  • オリックス・バファローズが誕生した2004年からは、神戸と大阪の両球場が実質的な本拠地となっています。
  • オリックスのファンは、大阪府と兵庫県に特に多く、関西以外の地域でも広がりを見せています。
  • オリックス・バファローズのオーナー企業は、総合リース会社のオリックス株式会社です。
  • 阪神タイガースの本拠地は兵庫県西宮市にある「阪神甲子園球場」で、関西地域全域で支持を集めています。

これらの情報は、オリックス・バファローズのチームに対する理解を深める上で非常に役立ちます。試合の観戦だけでなく、球団の歴史や背景を知ることで、その魅力をさらに深く感じることができるでしょう。今後もオリックス・バファローズの動向に注目していく価値があります。

error: Content is protected !!